商店街活性化事例特別レポート

 このコーナーでは、商店街の活性化のため独自の取り組みをしているなど、商店街の将来を考えて活発に活動を続けている商店街を取り上げていきます。

第一回 中板橋商店街

中板橋へそ踊り 中板橋商店街は、「よさこい」などメジャーな踊りを取り入れる商店街が多い中、「へそ踊り」と言うユニークな踊りで商店街の活性化を図っています。平成八年から始まりましたが、今では板橋三大祭として都内や県外からもたくさんのお客様が集まるようになりました。また祭りをきっかけに地域住民や学生たちとの交流も進んでいます。

第ニ回 ハッピーロード大山商店街(とれたて村)

ハッピーロード大山取れたて村 ハッピーロード商店街では商店街のほぼ中央に10月14日、地方物産のアンテナショップ「とれたて村」をオープンしました。同商店街はさまざまな新しい試みを行ってきていますが、このような地方物産のアンテナショップも板橋区内商店街初の試みです。商店街研究会は、ハッピーロード大山商店街の協力を得ながら、早速アンケート調査を実施しました。

 

第三回 下高井戸商店街

下高井戸商店街 下高井戸商店街は振興会が保有する資産、「しもたか・ステーション」を拠点に、さまざまな活動を行っています。 「しもたか・ステーション」は、1階が宅配サービスの受付、店舗案内所や休憩所、イベントスペース、2階が会議室兼倉庫(たまに赤ん坊をつれたお母さんの授乳室)と商店街が公共的役割を担っていく拠点として、フルに活用されています。 下高井戸商店街では、260店舗の加盟店が、ひとつの振興会でまとまった活動を行うことで、世田谷と杉並の区境にあるにもかかわらず、行政区によって街が分断されることなく、一体の街として街づくりの施策がすすめられています。

四回 日進 きらら商店街振興組合

 きらら商店街振興組合(さいたま市北区日進町)は、空き店舗を活用した“彩のまちなか きらら”をオープンさせました。同施設では、地元農家の協力を得て行う「地元野菜の販売コーナー」や、(財)さいたま市産業創造財団や社会福祉協議会と連携し運営する「アンテナショップ」や「チャレンジショップボックス」、「高齢者向け相談コーナー」などを設ける予定です。また周辺住民の方々の憩いの場としての「コミュニティスペース」、商店街の買い物客の「トイレ利用」などで商店街の利便性を高めていく取り組みを行います。