『TOKYO キラリと光る商店街』を発刊 〜商店街研究会創立10周年出版記念パーティ 開催報告〜

 東京都中小企業診断士協会認定・商店街研究会では創立10周年記念事業として、このほど『TOKYO、キラリと光る商店街―専門家が診るまちづくり成功のポイント』を発刊しました。これを記念して3月19日にはフォーラムエイト(渋谷区道玄坂)にて創立10周年出版記念パーティを開催しています。

挨拶する桑島氏  本書は同研究会の活動成果として、これまでの視察先のなかから都内25商店街の取り組みについて、その活性化のコツやノウハウをまとめたものです。巻頭対談では、東京都商店街振興組合連合会理事長・(株)全国商店街支援センター代表取締役社長の桑島俊彦氏も登場しています。

 記念パーティは、来賓多数をはじめ商店街関係者、東京都中小企業診断士協会役員、行政・商店街支援団体関係者など約100名超が集結する大盛会となりました。開会にあたり主催者挨拶では当研究会の江原啓彰会長が、「今回の書籍や本パーティを商店街の賑わいづくりの輪を広げる一助にしたい」との抱負を披露。また来賓挨拶では桑島俊彦氏が、「商店街を元気にするために今後も診断士に支援してほしい」との期待を寄せられました。

挨拶する三宅氏夫人  さらに公務で欠席された東京都議会議員・中小企業診断士の三宅茂樹氏に代わって弘子夫人からは、「東京の経済を支えているのは中小企業と診断士」とのエールも頂きました。 続いて東京都中小企業診断士協会代表理事・会長の小出康之氏の乾杯の発声により、会場はなごやかな歓談の場に。その後、出席した事例商店街関係者らが一堂に登壇しての取り組み報告会も行われ、事業実施にあたっての苦労や成功の秘訣、裏話などを次々と披露。高齢者支援を通じての地域との連携、IT導入を機とした若手商店主の活動参画などのほか、各商店街を支援した中小企業診断士への感謝の言葉も多数寄せられました。

 中締めは当研究会顧問で前会長の柳田譲氏が執り行い、これまでの当研究会の10年間の取り組みを振り返るとともに三本締めの発声。引き続き会場では、各所で名刺交換や情報交換が活発に行われるなど、商店街や診断士など参加者それぞれに、今後の地元商店街での事業展開や活性化支援へ向けての、貴重なヒントや人的ネットワークを築く好機となりました。

掲載商店街関係者が一堂に会して取り組み報告

中央支部 河合陽子